やっぱり最後はこの男が決めてくれたぞ!

ドラゴンズ

はい。ということで、本拠地開幕3連戦でDeNAにまさかの3タテを食らった立浪ドラゴンズですが、休む間もなく、そのDeNAに開幕早々3タテを食らわしたカープを迎え撃ちます。
しかもカープは続くタイガースも3タテし、怒涛の6連勝で尾張名古屋に乗り込んできました!

普通に考えたら分が悪いわけではありますが、野球というのはそんなに単純ではないんですよねー、まさかそのカープに3タテを食らわすとは、さすがの竜党の方々の中でも、一部のよっぽどノー天気な方たち以外は想像できなかったのではないでしょうか?(すみません。私はまるで想像できず)

ということで、竜が鯉を丸のみにしちゃった3連戦を振り返っていきましょう!

4/1(金):今日の大野雄大は一味違うぞ!

本日の結果
中日 3 : 2 広島

スポーツ速報 プロ野球 試合詳細:中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp)

開幕戦で期待に応えられなかったエース大野雄大がホーム初登板で気合が入らないわけはないと言わんばかりに、キレッキレの投球で序盤を危なげなく抑える。するとそれに応えるかのように、5番阿部が天敵大瀬良から景気づけの一発を左中間に放り込んで、1:0と先制。

しかし4回のカープの攻撃。1アウトから連打の後、京田のマズい守備(記録はピッチャーの悪送球)から広げられた満塁のピンチで逆転タイムリーを浴び、1:2と逆転される。その後チャンスは作るものの、あと1本が出ないといういつものパターンで暗雲が立ち込めるが、それを払拭するかのように大野雄大が気迫のピッチングで追加点を許さず、打線の奮起を待つ。

迎えた8回ドラゴンズのの攻撃。1アウトからチャンスメーカー大島がヒットで出塁すると、岡林はエンドランのサインに見事に応え、1、3塁とチャンスを広げる。続くウースケこと鵜飼が追い込まれながらもライト前に持っていきまずは同点。1塁ベース上でガッツポーズするウースケに、ベンチでは好投の大野が大喜びだ!ビシエドは倒れて2アウトとなるが、ここでまたしてもマスター阿部がつまりながらもセンター前にポトリと落とし逆転!最後はライマルが締めて接戦をものにし、立浪監督にホーム初勝利をプレゼント。

4/2(土):まだ開幕したばかりなのに、こんな試合を見せられちゃったら、この先いったいどうなっちゃうの?

本日の結果
中日 4 : 3 広島

スポーツ速報 プロ野球 試合詳細:中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp)

昨日は天敵大瀬良に競り勝ったものの、今日も難敵森下が相手。初回に犠飛で1点を失うものの、ドラゴンズ先発のカッシーこと笠原も粘りのピッチングで序盤をしのぐ。すると4回、岡林の3ベースで作ったチャンスにマスター阿部がきっちり犠飛を打ち上げて同点。ホントに去年まではこういう点の取り方ができなかったが、頼もしい限り。

5回に勝ち越しのソロホームランを打たれて1:2のビハインドとなった、6回ドラゴンズの攻撃。先頭大島が自らの通算250盗塁を祝うかのように、まさかの(大島選手すみません)同点弾をライトスタンドへ叩き込んで再び同点!その後は両チームのピッチャーが踏ん張り、今年初の延長戦へ。

8回にジャリエル。9回にライマルと勝ちパターンの投手をつぎ込んだにも関わらず、9回で決めきれなかったドラゴンズ。正直この後のピッチャーはどうすんの?と一抹の不安が。しかし10回表に田島が0に抑えその不安を払拭すると、その裏1アウト1、3塁のチャンスを作るが決めきれず。11回は藤島がまたもや0に抑え、その裏に走者は出すもののやはり決めきれない。

延長12回最後の攻防、まずはカープの攻撃。この回から登板の山本は先頭打者に四球。はっきり言ってこの状況で出てきたピッチャーが先頭に四球はあり得ません。もう少し練習してください。
左打者が続くということで福にスイッチするも、バント処理でキノタクが全然間に合わないセカンド送球の指示を出し、無死1、2塁とピンチが広がる。キノタクは打撃の不振が守備にまで影響を及ぼしている気がして心配。結局その後、送りバントと犠飛でとうとう勝ち越し点を奪われてしまう。2:3。

そして迎えた最後の攻撃。カープ栗林投手の顔を見て多くのドラゴンズファンは「終わった」と思ったのではないでしょうか?はい。私はそう思いました。だって、昨年のオリンピックでは侍ジャパンのストッパーを見事に務め、昨年から連続したセーブポイントは22試合ですよ奥さん!
さらには、やたらすぐに帽子を取る姿はなんだか謙虚な感じだし、実はドラゴンズに入りたかったなんて聞くと、敵ながら好感が持てちゃったりしたりもしますが、投球はえげつないです。

先頭の石垣は果敢に初球を狙うもライトフライで1アウト。続く打者の対ジャイアンツ戦のヒーロー溝脇選手は、ファウルで粘りながらも際どいコースを見極め、フォアボールで出塁します。この出塁はホントに大きかった。ここでここまでホームランを含む3安打と当たっている大島選手に打席が回ります。
栗林投手の投じた2球目のストレートを鋭く振り抜くと、打球は右中間真っ二つ!溝脇選手が1塁から長駆ホームインし同点!これでドラゴンズの負けはなくなります。凄いぞ!大島選手!36歳!

最後はこの人が決めてくれました。大島選手との1、2番コンビで目下絶賛売り出し中のこの人、岡林選手です。やはりファーストストライクを叩いた打球は1、2塁間へ。名手菊池選手はなんとか止めたものの、大島選手はサヨナラのホームを駆け抜けました。
いやーすごい試合でした。

4/3(日):もうことばはいりません

本日の結果
中日 1 : 0 広島

スポーツ速報 プロ野球 試合詳細:中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp)

はい。もうこの日の試合は余計な説明は不要ですね。
とにかくこの男が凄かった。9回133球。3安打完封。魂のピッチングでした。ありがとう!柳裕也!
マスター阿部も本当に数少ないチャンスに一発で仕留めてくれました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました